今日の発見
パリの町は、詰まっている。
ギュッと建物が建て詰まっている。
隣の建物との隙間はほぼない。
人と車が通れるストリート(Rue)が通るだけで、変に隙間は空いてない。
通りに路駐している自動車が多い。
というか、よく見ると、歩道側に凹の形をつくって車が止まるスペースが設けられている。
「あーもはや駐車専用スペースが道路につくらてているのか」
そして気づいた。
駐車場がない!
日本の都市の場合はどこもスカスカしてる。
東京でさえ、都市の縦軸の凹凸が激しい。
土地の高いはずの首都にも駐車場は設けられ、パーキング価格で地価が測れる。
パリの土地にそんな余裕はない。
築100年をゆうに超えるアパルトマンに、土地はほぼ持ってかれている。
車はそこに止めておけと言わんばかりに、縦長の窓が見下ろしている。