なんでもないようでなんでもある日

20歳。好きなものはマンガと映画とアニメ。こんなことを考えて今日も眠れなくなっている!

母は言った。

母に言われた。

「あんたは、すごく日本人らしいね!」

 

留学手続きの上手くいかないことを相談していたときだった。

「コロナのせいで、留学手続きがうまくいかないかもしれない…

もしかしたら奨学金が取り消されるかもしれない…

私になにができるかな。

どうしよう」

ともぞもぞ相談していた。

 

そしたら、だんだん母が腹を立てたようでこう言った。

「なんで、その手続きの枠内で許してもらおうとするの?

 

コロナなんて誰も予想できなくて、今はすべてがすべて例外なんだから、既定のルールの枠内で収めようとしてちゃ、何もうまくいかないよ!

『枠内でなんとかなりますかね?』なんて聞き方を事務方にしていたら、『この人は留学に行きたくないのかな』って思われるよ。

『コロナのせいで仕方ないんです!』ってもっとアピールしないと。」

 

私はもぞもぞ「ああ…」と言った。

「なに、まだ何かで悩んでるの?」と上ずった声で聞いてきた。

私はひとこと答えた。

 

「いや、ただ、今まで悩んできたことが馬鹿らしくなった。」