今日の先生 60歳、例えがうまい、自慢が鼻につかない

今日の、まちづくりの授業の先生は、教授らしくない人だった

 

話が上手。

リズムがあり、話に合わせて体が動き、楽しそうに感情をこめて話す

 

例えがうまい。

ちょっとした具体例、比喩のチョイスがうまい

「たとえば」なんて言葉を使わなくても、挟み込むタイミングが上手

 

自慢が鼻につかない。

周囲に評価されたときのことをサラッと話す。

「会社の社長に『わたしの地元のまちづくりを、任せられるのは君しかいない』と言ってもらった。」

なんにも鼻につかない。第三者の評価を淡々と伝えてくる。

 

なにより、自分の今のしごとを心から楽しんでいるようだった。

心から考え、頭をひねり、常に新しい解決策やアイデアを求めているようだった。

だから、学生にも「ありがとうございます」「よろしくお願いいたします」「どう思いますか?」「こういうことですか?」「良いヒントをいただきました」と謙虚である。

 

こういう人こそ、地元の人に心を開かれて、いい町をつくれるんだろうな。