「建築構法の変革」は構造知識ゼロの人間が読んでもおもしろかった

  建築構造化・増田一眞さんによる「建築構法の変革」(1998年出版)を読んだら、PCもRCも検索しないとわからない人間でも、なんだかめちゃくちゃおもしろかった。

 

ものづくりを志す人間には全員響くんじゃないか。

 

いや、建築現場でもパソコン上でもとにかくどこでも「創造」を志す人なら、

 

いや、もっと言ってしまえば、合理性や生産性に飲み込まれた日本の労働者全員に響く言葉じゃないだろうか。

 

「伝統」は、私たちが変化させて、成長させるもの。それでこそ発展

「伝統」をゼロに均して良いものが生まれる訳がない。

総合的に、反省的に、協力的に

 

日本社会が忘れてしまったクリエイティビティを取り戻すことはできるのかな