おみくじの言葉がドンピシャ

元旦、初詣、おみくじ

 

おみくじの言葉ってまったく頓珍漢なものもあれば、今ほしかった言葉をくれるものもあるよね。

 

今年のおみくじはまさにそうだった。

 

旅行 「劣情に動かされるな」

「いや、旅行において劣情ってなに!?」ってめちゃくちゃ声に出してた。今思うと恥ずかしい。

「劣情」を性欲に限らずネガティブな、いやしい感情だと広く捉えると、「2020年の1年間動けなかった悔しさだけから、旅行なんてするんじゃないよ」と、そういう意味だと解釈できた。

そうだった、旅行は心がドキドキするときに行くものだ。

行けばいいってものじゃない。

危うく大金をはたいて無駄な海外旅行をするところだった。

 

勉学 「計画と沈黙」

…おお、計画立てて黙って勉強に励めよ、と。

つい最近ゼミが決まり、研究が動き出した私にタイムリーに響く言葉だよ。

 

そして何よりメインメッセージがよかった。

「世間に知る知られぬは問題でない。

自分の心持だけを信じて動けば、不幸に落ち込まず、幸福に酔わない。」

 

尊いね。

「自分の努力や考え、アイデアっていうものはSNSで発信してこそ」みたいな風潮がジワジワと無意識のうちに若者のあいだに広まっている最近、意味もなくSNSで「毎日○○」とか発信する人多いんじゃない?「ルーティン」とかね。

 

いいんだよ、そんな世間に知られようとしなくて。

知られなくても十分なんだよ、自分だけがわかってれば。

もしくはリアルで顔を合わせる身近な数人だけがわかってくれていれば。

 

そうだった、そうだった。

自分が自分のわかっている範囲で、自分の満足のいくようにがんばっていれば、それで本来十分なんだ。

世間に認められるなんていうのはオマケだ。

がんばった先で偶然にも世間の目に留まり、すごいすごいと言われるんだ。

だって、実際にがんばったんだもんね。

 

ああ、すごく心が楽になった。

インスタで謎キャラデビューするところだった。

 

ありがとう、おみくじ

書いたのは知らんじいさんかもしれないけど

とにかく思いとどまらせてくれてありがとう

おみくじの言葉は重いな