「シックスヘッドジョーズ」は友だちと夜中にお菓子をつまみながら見るのには良作映画
2018年に公開された映画「シックスヘッドジョーズ」は、どこのレビューサイトを見てもその評価は☆2がいいとこのB級映画だ。
でも、だからこそ、家で友だちとお菓子をつまみながら鑑賞するにはもってこいの爆笑ムービーとしてオススメしたい。
昨晩、家に遊びに来た友だちと何か映画を観ようということになり、その場のテンションで「シックスヘッドジョーズ」が選ばれた。
理由は、U-NEXTのサムネから濃すぎるB級臭がプンプンしたから。
感想としては、映画の内容はなんかよく覚えてないけど友だちとはめちゃくちゃ盛り上がった。
舞台は、イルカもサメもいる海の真ん中に浮かぶ南の島。
そこで、主人公のおっちゃんは、カップル向けのセラピービジネスをしている。
今日も、イマイチ関係がうまくいっていない5組のカップルが集まり、5日間の仲直りセラピー講座が始まった。
しかし、カップルたちが痴話げんかしているのを横目に、6つの頭を持つ人食いサメは、すでに2人の人間をその胃に収め、次の獲物を吟味しているのだった…
サメに喰われるのが先か、カップルが協力し合うのが先か、はたまたオレの女に手を出すアイツを殺してやるのが先か!
さらに、このサバイバルの参加者はみんなクセが強すぎる!
自分の血を海に流して「ディナーの誘いさ、パパの元へおいで」って完全にイッた目で不敵に笑い、真っ先にサメ退治に向かう男、職業はカーセールスマン
「頭が6つあろうと”気”を絶ってやればこっちの勝ちだ」と豪語するヒッピーの兄ちゃん
友だちに「キャスティングいまいちだよね…なんか、華がない」と言わしめた姉ちゃん
まあ見てみ。ツッコミどころ満載でなんだかんだおもしろいから。
長さも89分でパッと見られる。正直「飽きたなー」と思う頃にちょうど終わる。
観終わって得た学びとしては、「大事な時に協力し合わない人間は、6つ頭のサメより頭が悪い」