「私と村」をF10で描いたシャガールはやっぱり変な人だった

シャガールの「私と村」という絵を模写したくて、オリジナルに近いサイズのキャンバスを買ってきた。

 

シャガールが1923年ころに描き直した「私と村」のサイズは55.5×46.1

 

もっとも近いサイズのF10号のキャンバスを近所の画材屋で買った。

 

お会計のとき、店員さんに「日本画ですか?」と聞かれた。

 

「いえ、油絵で。」と答えたら

 

「あら、ごめんなさい。F10は日本画を描く人が買っていくことが多いから」と謝られてしまった。

 

普段は油絵も日本画も書かない私は、F10 で油絵ってちょっと変なんだなあ、と純粋に思った。

 

そのサイズで油絵を描くなんて、シャガールはやっぱりすこし変な人だったんだなあ

 

シャガールが生きたところとは、時間も場所も大きく超えたところにいる私が感じたことだけど。