映画「マグノリア」3時間もあるんだけど、頑張って起きて金曜の夜に観た。
最後にいろんな伏線がつながって大団円を迎えるはずの映画なんだけど、正直長すぎて伏線とか忘れた。
ただ眠い頭の印象に残っていることは3つ。
ひとつ、音楽がいい。
ひとつ、役者がいい。
ひとつ、自分に甘い人間が許されたいときに見るとカタルシスを感じる。
半分寝てる頭で理解できたこの映画のテーマは「赦し」でしょうね。
U-NEXTの作品紹介にそう書いてある。
登場人物がたくさん出てくるんだけど、最後まで見てみると、全員自分に甘いよね。
赦してほしい罪を持つ自分を、自分が赦すか、最愛の人に赦してもらうか、双方に見放されたら神が赦してくれる。
私自身、自分がつらいことは後々に回す自分に甘いタイプだから、まあ、そういう人種が紆余曲折を経て赦されたのがきもちよかったよ。
人間、自省しすぎるとつぶれるって誰かが言ってた。
過去に犯した過ちはめぐりめぐって自分に追いついてくるけど、それも赦されるもんだよ
偶然の手によってね
でも、とりあえず世の中の作品紹介は、正直よくわからなかったハイレベルムービーを「鬼才」「傑作」ってごまかすのやめな。