ルームメイトと深夜まで呑み

60代のおじさん

 

30過ぎのおねえさん

 

20歳の学生

 

呑んだ。

 

 

スーパーで10€のワイン、ブリチーズ、ソーセージ、メロン、パン、パテ、七面鳥

 

つまみは豊富

 

昼間からパーティーで呑んできてベロンベロンのおじさんが、学生としてはじめてパリに来た頃の歌を弾き語る。

 

今のわたしに沁みる。

 

5時間半ちかく話していた。

 

アフリカとは、

都市計画とは、

環境問題、

政治、

シャイな日本人、

日本の若者がきもちを表明する機会の少なさ、

教育の特徴

………

 

今日はシャワーはいい。

 

寝ようもう寝よう。

パリの土地は、駐車場になんか分け与えてらんない

今日の発見

 

パリの町は、詰まっている。

ギュッと建物が建て詰まっている。

隣の建物との隙間はほぼない。

人と車が通れるストリート(Rue)が通るだけで、変に隙間は空いてない。

 

f:id:Nuru:20210916062726j:image

通りに路駐している自動車が多い。

というか、よく見ると、歩道側に凹の形をつくって車が止まるスペースが設けられている。

「あーもはや駐車専用スペースが道路につくらてているのか」

そして気づいた。

 

駐車場がない!

 

日本の都市の場合はどこもスカスカしてる。

東京でさえ、都市の縦軸の凹凸が激しい。

土地の高いはずの首都にも駐車場は設けられ、パーキング価格で地価が測れる。

 

パリの土地にそんな余裕はない。

築100年をゆうに超えるアパルトマンに、土地はほぼ持ってかれている。

 

車はそこに止めておけと言わんばかりに、縦長の窓が見下ろしている。

 

留学生との交流 競争に置いていかれる

今日はじめて他の留学生と会った。

 

さすがに緊張。

 

ルーマニアポルトガル、イギリス、ベルギー…

 

わたし以外の日本人はすでにパリに到着して長く、わりと仲良くなっている。

 

そして、ドキドキすることに、日本人の女はわたし以外にひとりだけ。

 

その子がつよい。

 

「英語もフランス語もパッションでしゃべってるから!」と言うタイプのコミュニケーション力のつよさ。

 

服装もわたしと真逆。

 

「女の子」としてかわいい。

 

ほかの日本人学生も「言葉は本当ににできないんだよ…」と言うつつ、よく喋っている。

 

できないからこそ喋りかけているんだろうけどね。

 

一方、わたしはというと、

 

話せたのは7人。全体人数わかんないけどとりあえず全員とは話せていない。

 

またモタモタと「話しかけていいかな…どうしよ…センテンスはこれで文法的に合ってるよね…」と頭の中で考え出す始末。

 

成長してないよこのままじゃあ。

 

このままじゃあ、覚えてもらおうとパーマにした意味もない。

 

外国語で話すときに4年前に感じていた悔しさをまた感じてる。

 

繰り返しだな

 

先に進まないと

 

人生はマラソン

 

「走り続けたやつだけが生き残るんだ」

 

中1のときの担任の言葉

フランスの教会は神様スケール、日本の寺社は人様スケール

サントゥスタッシュ教会を訪問。

 

ヨーロッパはじめてのわたし。

 

上を見上げてその天井の高さにびっくり。

 

日本の寺社は人間が居心地がいいが、

 

こっちの教会は天高く存在する神様に、なんとか手を届かせようとしてつくっているんだなあ

マンガ「かぶくもの」レビュー少なすぎ大名作

www.amazon.co.jp

 

レビューが少なすぎる!!!

でも、これは大名作!!!

 

こんなに「歌舞伎を観たい」と思ったの初めてだよ。

歌舞伎ってもっと意味のわからないものだと思ってた。

でも、マンガでストーリーや動きの意味を知ったら、「あ、年代が昔なだけで、やっぱり自分と変わらない庶民が楽しむための娯楽だったんだー」と実感。

 

歌舞伎って

こんなに激しく

こんなに身体を酷使して

こんなに足を鳴らして

こんなに役者同士の駆け引きがあったんだ

 

見てエ~~~~~

生の歌舞伎見てエ~~~~~

 

見開きで、一番の見どころを描くの良すぎない?

花魁の恋四郎さんが斬られて海老ぞりになるシーン

お岩と伊右衛門が宙ぶらりんのシーン

 

他にもいっぱいあるけど、とにかくすべて絵の表現力がすごい

「単純に絵がうまい」のと、「表現力がある」ことは別

舞台芸術のエネルギーや生感覚を絵で表現するってやべえ

 

舞台の観客は、物理的にx,y,z方向にだけ伸びた舞台を観ているわけじゃない。

ときには、遠くにいるはずの役者の顔がドアップに見えることもある。

ときには、伸ばした手がこちらに向いていると感じることもある。

役者が人外に見えることもある。

ほとばしるエネルギーが目に見えると感じることもある。

 

舞台ってね、そうなんだよ。

x,y,z方向プラスもう一方向あるんだよ、あれは。

 

それを、あそこまで、紙面上に表せてしまうとはねえ

技術だね、

経験だね、

 

たしかに、他の人が言ってた通り、打ち切りなんだろうけど、

マンガの打ち切りって逆に美しいよね。

 

残りのページ数が決められた中で、何を残すか。

どの役者のどの動きを残すか

舞台のどのシーンを取り出すか

顔を描くか

足を描くか

背景を描くか

御見物を描くか

 

最終巻に”取捨選択して描かれているもの”すべてがちょうどよかった。

 

あと、詳細を描けない中で「すごい舞台だ」と説得力を持たせるためには、これまでの巻で描かれた舞台の”すごさ”が積み重なってないとね。

 

え。やっぱり超おもしろかった。

モデルナワクチン2回目接種後の熱

39℃が一日中下がらない。

解熱剤をしっかり飲むのにまったく下がらない。

 

これが非自然的な熱かー

これぞ人為的な熱かー

 

「ワクチン打たないの?」とわたしが聞いて

「だって、変なもの体に入れたくないもの」と言ったおばさん、

その気持ちはじめてちょっと理解できたよ。

 

あきらかに変なものが体の中に入ってる~

 

もうじたばたするのやめよう

構えよう

 

そう悟った次の日にはピンピンしてた

映画「Summer of 85」腐敗臭のする青春

eiga.com

 

来月からパリに留学行くんですけど、

ティーンズ in フランスのキラキラ具合に病気になりそうだった。

「え、こういう南仏の夏を過ごすフランス人たちに私ついていけるの?」

「尾崎が15の夏に走り出すレベルじゃない、ティーンズ in フランスの疾走っぷり」

 

まず、ヨットをじぶんで操縦できるのすごい。すごいね

 

嵐で沈没してイケメンが迎えにくる案件、起こりうるin南仏

 

映像きれい

俳優もきれい

ティーンズがやることなすこと、キラキラしてるだけじゃなくちょっと狂ってるとこリアル

 

たださ、こんなにも死の臭いがキツイ映画だったのね

イントロシーンは、「別の映画みにきちゃったかな??」って感じたもん。

 

終始、死臭がプンプンする。

 

なんかね、ストーリーは満点なのかというと、外堀を埋める時間がおおすぎて長かった。

外堀がアオハルキラキラ

核心が死臭

 

なんで青春時代は”死”に敏感なんだろうね

腐敗臭のする青春がすきなんでしょ