フランスの教会は神様スケール、日本の寺社は人様スケール

サントゥスタッシュ教会を訪問。

 

ヨーロッパはじめてのわたし。

 

上を見上げてその天井の高さにびっくり。

 

日本の寺社は人間が居心地がいいが、

 

こっちの教会は天高く存在する神様に、なんとか手を届かせようとしてつくっているんだなあ

マンガ「かぶくもの」レビュー少なすぎ大名作

www.amazon.co.jp

 

レビューが少なすぎる!!!

でも、これは大名作!!!

 

こんなに「歌舞伎を観たい」と思ったの初めてだよ。

歌舞伎ってもっと意味のわからないものだと思ってた。

でも、マンガでストーリーや動きの意味を知ったら、「あ、年代が昔なだけで、やっぱり自分と変わらない庶民が楽しむための娯楽だったんだー」と実感。

 

歌舞伎って

こんなに激しく

こんなに身体を酷使して

こんなに足を鳴らして

こんなに役者同士の駆け引きがあったんだ

 

見てエ~~~~~

生の歌舞伎見てエ~~~~~

 

見開きで、一番の見どころを描くの良すぎない?

花魁の恋四郎さんが斬られて海老ぞりになるシーン

お岩と伊右衛門が宙ぶらりんのシーン

 

他にもいっぱいあるけど、とにかくすべて絵の表現力がすごい

「単純に絵がうまい」のと、「表現力がある」ことは別

舞台芸術のエネルギーや生感覚を絵で表現するってやべえ

 

舞台の観客は、物理的にx,y,z方向にだけ伸びた舞台を観ているわけじゃない。

ときには、遠くにいるはずの役者の顔がドアップに見えることもある。

ときには、伸ばした手がこちらに向いていると感じることもある。

役者が人外に見えることもある。

ほとばしるエネルギーが目に見えると感じることもある。

 

舞台ってね、そうなんだよ。

x,y,z方向プラスもう一方向あるんだよ、あれは。

 

それを、あそこまで、紙面上に表せてしまうとはねえ

技術だね、

経験だね、

 

たしかに、他の人が言ってた通り、打ち切りなんだろうけど、

マンガの打ち切りって逆に美しいよね。

 

残りのページ数が決められた中で、何を残すか。

どの役者のどの動きを残すか

舞台のどのシーンを取り出すか

顔を描くか

足を描くか

背景を描くか

御見物を描くか

 

最終巻に”取捨選択して描かれているもの”すべてがちょうどよかった。

 

あと、詳細を描けない中で「すごい舞台だ」と説得力を持たせるためには、これまでの巻で描かれた舞台の”すごさ”が積み重なってないとね。

 

え。やっぱり超おもしろかった。

モデルナワクチン2回目接種後の熱

39℃が一日中下がらない。

解熱剤をしっかり飲むのにまったく下がらない。

 

これが非自然的な熱かー

これぞ人為的な熱かー

 

「ワクチン打たないの?」とわたしが聞いて

「だって、変なもの体に入れたくないもの」と言ったおばさん、

その気持ちはじめてちょっと理解できたよ。

 

あきらかに変なものが体の中に入ってる~

 

もうじたばたするのやめよう

構えよう

 

そう悟った次の日にはピンピンしてた

映画「Summer of 85」腐敗臭のする青春

eiga.com

 

来月からパリに留学行くんですけど、

ティーンズ in フランスのキラキラ具合に病気になりそうだった。

「え、こういう南仏の夏を過ごすフランス人たちに私ついていけるの?」

「尾崎が15の夏に走り出すレベルじゃない、ティーンズ in フランスの疾走っぷり」

 

まず、ヨットをじぶんで操縦できるのすごい。すごいね

 

嵐で沈没してイケメンが迎えにくる案件、起こりうるin南仏

 

映像きれい

俳優もきれい

ティーンズがやることなすこと、キラキラしてるだけじゃなくちょっと狂ってるとこリアル

 

たださ、こんなにも死の臭いがキツイ映画だったのね

イントロシーンは、「別の映画みにきちゃったかな??」って感じたもん。

 

終始、死臭がプンプンする。

 

なんかね、ストーリーは満点なのかというと、外堀を埋める時間がおおすぎて長かった。

外堀がアオハルキラキラ

核心が死臭

 

なんで青春時代は”死”に敏感なんだろうね

腐敗臭のする青春がすきなんでしょ

3年生が1年生に託す。2年後に立場逆転

今日、1年生の後輩とカフェで2時間はなした。

 

わたしが9月から留学に行くので、その話を聞きたいと向こうから声をかけてきてくれた。

 

留学を決めるときに大事にすること、

専攻分野の決め方、

1年生のときに大事にすること、

実はやりたいこと、

悩んでいること

 

 

なつかしいなあと思いだした。

わたしが1年生だった頃、3年生の先輩に同じような相談をした。

 

3年生のあこがれの先輩が、わたしの話に真剣に付き合ってくれることがすごくうれしくて、たくさん話した。

 

わたしが2年生のころも、1つ上の尊敬できる先輩がたくさん自分の経験を話してくれた。

 

いろいろなヒントをもらった。

時間をとってくれただけで嬉しかった。

ワクワクした。

自分もなんでもできると思った。

1年後、2年後に自分も先輩のようになれているだろうかとドキドキした。

 

自分も後輩に、なにかしらを残せたらいいなあ。

 

留学準備で正直あほみたいに忙しいが、

後輩の背中を押すために時間をとるのは

まったく苦じゃなかった。

 

1つ悔いることがあるとすれば、

カフェの代金を払っておけばよかったな、

彼女がお手洗いに立った隙に。

おととい緊急事態宣言、きのう中止、きょう虚無

3日間予定していたボランティアが中止になった。

小学生に算数を教えるボランティア。

友だちがすごくやりがいを見つけて、楽しそうにやっていたから、応募した。

選考に漏れずうれしかった。

 

1週間で30時間は準備に費やした。

そのまえに事前研修も丸一日あった。

ぜんぶボランティア。

ここまで無償で奉仕した経験はなかった。

きつかった。

けど、イヤじゃなかった。

 

だからだろうか。

中止と聞いて、

行き場のない感情はあるが、

歯ぎしりするほど悔しくはなかった。

ふしぎとスッキリとはしていた。

費やした時間がムダになったとは、これっぽっちも思わなかった。

ふだんは、10円単位や5分単位にケチをつける私にしてはめずらしいと思った。

 

ただ、腹立たしさがわいた。

運営スタッフに対してでは決してない。

 

どうしてこんなに辛い思いをしなきゃならない人がまだ生まれるんだろう。

とつぜん緊急事態宣言をだすのは、行政にしてみれば仕方のないことなのかもしれない。

でも、もう、”コロナだから仕方のないこと”ではなくないか?

誰かが”わるい”んじゃないか?

 

他の国をみれば、ここまで市民が我慢を強いられている場所ばかりでないことはハッキリしている。

 

国だと思った。

今こんなにみんなが我慢して、泣いて、辛い思いをかみ殺している、

この状況をつくったのは、コロナを止められない国だと思った。

 

ただねえ、”国を責める”って結局”じぶんたち”に矛先を向けることになるんだよね。

私たちがこの国をつくっているんだ。

 

私たちがこの国をつくっている??

そうだったそうだった。イヤ忘れてた。

横浜市長選挙があるじゃないか。

 

自民党に入れてやらない選択肢をするだけしたい!

とにかく自民党以外に入れる行動をしたい!

 

わたしはさっそくYoutubeで候補者のインタビューを聞いた。

けっこうおもしろかった。

 

ただ、県外に住んでいるとめんどうなんだね。

投票までに日がないから、間に合わないかも。

 

夜9時すぎ、請求書を印刷しようと自転車を走らせたが、いまの時間はコピー機をつかえないことを思い出した。

しぶしぶ帰ってきたが、このアドレナリンは明日までとっておける。

 

明日あさイチで、請求書だしたいな。

母は言った。

母に言われた。

「あんたは、すごく日本人らしいね!」

 

留学手続きの上手くいかないことを相談していたときだった。

「コロナのせいで、留学手続きがうまくいかないかもしれない…

もしかしたら奨学金が取り消されるかもしれない…

私になにができるかな。

どうしよう」

ともぞもぞ相談していた。

 

そしたら、だんだん母が腹を立てたようでこう言った。

「なんで、その手続きの枠内で許してもらおうとするの?

 

コロナなんて誰も予想できなくて、今はすべてがすべて例外なんだから、既定のルールの枠内で収めようとしてちゃ、何もうまくいかないよ!

『枠内でなんとかなりますかね?』なんて聞き方を事務方にしていたら、『この人は留学に行きたくないのかな』って思われるよ。

『コロナのせいで仕方ないんです!』ってもっとアピールしないと。」

 

私はもぞもぞ「ああ…」と言った。

「なに、まだ何かで悩んでるの?」と上ずった声で聞いてきた。

私はひとこと答えた。

 

「いや、ただ、今まで悩んできたことが馬鹿らしくなった。」